スロベニア共和国ってどんな国?
スロベニア (Slovenia) は、1991 年、旧ユーゴスラヴィアから独立を遂げて誕生し、西はイタリア、北はオーストリア、南はクロアチア、北東はハンガリーとそれぞれ国境を接し、世界で唯一国名に「LOVE」の単語を擁する小国家です。スロベニアの首都であるリュブリャナ(Ljubljana)は、イタリア文化の影響を受けた美しい町が点在し、緑で覆われ変化に富んだ美しい風景が溢れています。フライト所要時間は、羽田空港からリュブリャナ空港までフランクフルト経由で約10時間です。
XLAB 社
ISL Online製品の開発元であるXLAB社は、2001年に設立され、クラウドコンピューティングおよび分散コンピューティング技術に注力した企業です。オーシャンブリッジとは2007年6月の業務提携以来、ビジネスパートナーとして交流を深めています。


XLAB社の所在地であるリュブリャナ・テクノロジー・パークは、ベンチャーのインキュベーション施設となっており、オフィスの提供に限らずバックオフィスサービスの提供やコンサルタントの派遣などスタートアップ企業向けに様々なサービスを提供しています。


今回の会議では、今後のオーシャンブリッジおよびXLAB社の製品拡販に向けた戦略の概要や基本方針を明確にするほか、日本のユーザーの皆様からお寄せいただいたISL Online製品の品質改善に関するディスカッションを行いました。また、欧米および日本のマーケットのトレンドやニーズに関する情報を共有し、今後のサポート体制強化に関する意識合わせなどを行いました。
XLAB社とは普段からほぼ毎日連絡を取り合っていますが、直接顔を合わせることで、メールやSNSのやりとりだけでは醸成されない信頼関係を更に深めることができました。
スロベニア日本大使館公邸
XLAB社は欧米・日本のマーケットに展開している国内有数のIT企業ですが、産学連携のスタートアップから始まった企業であり、今ではIT企業の成功モデルとしてスロベニアのIT企業を牽引する存在として成長を遂げています。
今回、非常に光栄なことにXLAB社取締役のJure氏に取り計らいいただき、スロベニア国駐箚特命全権大使の福田様との昼食会に招待いただきました。福田大使からは、オーシャンブリッジとXLAB社がISL Online製品を通して対等なチームワークを発揮している点を評価いただきました。
スロベニア商工会議所
(ZITex: Slovenian export-oriented ICT companies)
日本へ進出を目指すスロベニアのIT企業の方々と、日本のマーケットの可能性を探るディスカッションを行いました。
国内のマーケットが小さいスロベニアでは、海外への展開が企業の成長には非常に重要になっています。ZITexは輸出志向型のIT企業の団体で、ビジネスチャンスや入札、プロジェクトを中小IT企業に届け、輸出の伸びを加速・成長させることをミッションとして政府機関とのパートナーシップや協力関係の構築に向け、日々活動しています。
会議では各IT企業による自社製品のプレゼンテーションが行われました。スロベニアのIT企業は、欧米と並んで、日本のマーケットを非常に重要視していることがプレゼンテーションを通して伝わってきました。